[JCR] サッポロホールディングスの格付がA- / 安定的 J-1に見直されました。

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http://www.jcr.co.jp

15-D -0883
2016年 2月 2日
株式会社日本格付研究所(JCR)は、以下のとおり信用格付の結果を公表します。

サッポロホー ルディングス株式会社 (証券コー ド:2501)

【据置】
長期発行体格付 A-
格付の見通し 安定的
債券格付 A-
国内CP格付 J-1
■格付事由
(1) サッポログループの持株会社。国内外の酒類事業のほか、食品・飲料、外食、不動産事業を手掛ける。ビ
ール類は国内大手の一角を占め、ロングセラーブランドの「黒ラベル」や「ヱビス」を主力とする。不動
産事業は恵比寿ガーデンプレイス(YG P)をはじめ、都心を中心に優良な賃貸物件を所有。現在、銀座地
区では「銀座 5丁目再開発計画」を進めている。海外では、北米やベトナムでビール事業などを展開。ベ
トナムについてはより柔軟でスピーディな意思決定を行うため、現地合弁会社の完全子会社化(15 年 9
月)が行われた。
(2) 国内の酒類市場は縮小傾向が続いており、競合は厳しさを増してきている。ただ、基幹ブランドのビール
製品は安定した販売を維持できているほか、和酒やワインの販売も伸長している。国際事業では北米で安
定した利益を確保できるようになっており、食品・飲料事業もポッカサッポロフード&ビバレッジ社によ
る事業運営が軌道にのってきた。両事業とも収益寄与が小さい点は課題だが、不動産事業が安定収益源と
なっており、全体としては底堅い収益力がある。一方、事業構成から有利子負債はやや多いものの、当面、
財務基盤が悪化する懸念は小さい。以上を踏まえ、格付を据え置き、見通しも安定的とした。
(3) 15/12期の営業利益は、小幅ながら2期連続減益で着地したもよう。ビールは堅調に推移したが、新ジャ
ンルが苦戦。また、今後の事業展開も見据え、販促費を積み増したことなどが収益マイナス要因になった
とみられる。ただ、16/12期は増益に転じると考えられる。銀座地区の再開発物件が営業を開始すること
などが、プラス要因となる見込み。持続的な収益成長に向けては、ベトナムのビール事業の梃入れや食
品・飲料事業の収益性引き上げが不可欠であり、引き続き、これらの取り組みなどに注目していく。
(4) 有利子負債は 12/12期末を直近のピークとして、以後は緩やかながら削減が進展。自己資本水準の向上も
あり、D ER(金融債務/自己資本)は同期末の2.0倍に対し、15/12期第 3四半期末では 1.5倍に低下した。
酒類事業や食品・飲料事業での内外の設備更新のほか、銀座地区の再開発、YG P のバリューアップ投資
など投資案件は少なくない。ただ、基本的に投資支出は営業キャッシュフローの範囲内にとどめる方針が
堅持されている。また、グループファイナンスの拡大などで、資金面の効率化も図られている。
(担当)涛岡 由典・藤田 剛志
■格付対象
発行体:サッポロホールディングス株式会社
【据置】
対象 格付 見通し
長期発行体格付 A- 安定的

対象 発行額 発行日 償還期日 利率 格付
第25回無担保社債(社債間限定同
順位特約付) 100億円 2011年9月9日 2016年9月9日 0.62% A-
第26回無担保社債(社債間限定同
順位特約付) 100億円 2012年3月2日 2017年3月2日 0.64% A-
第27回無担保社債(社債間限定同
順位特約付) 100億円 2013年3月14日 2018年3月14日 0.39% A-

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http://www.jcr.co.jp

対象 発行額 発行日 償還期日 利率 格付
第28回無担保社債(社債間限定同
順位特約付) 100億円 2013年12月5日 2020年12月4日 0.614% A-
第29回無担保社債(社債間限定同
順位特約付) 100億円 2014年9月12日 2019年9月12日 0.308% A-
第30回無担保社債(社債間限定同
順位特約付) 100億円 2015年9月10日 2020年9月10日 0.331% A-

対象 発行限度額 格付
コマーシャルペーパー 500億円 J-1

格付提供方針に基づくその他開示事項

1. 信用格付を付与した年月日:2016年 1月28日
2. 信用格付の付与について代表して責任を有する者:島田 卓郎
主任格付アナリスト:涛岡 由典
3. 評価の前提・等級基準:
評価の前提および等級基準は、JCRのホームページ(http://www.jcr.co.jp)の「格付方針等」に「信用格付の種類
と記号の定義」(2014年 1月6日)として掲載している。
4. 信用格付の付与にかかる方法の概要:
本件信用格付の付与にかかる方法の概要は、JCRのホームページ(http://www.jcr.co.jp)の「格付方針等」に、
「コーポレート等の信用格付方法」(2014 年 11 月 7日)、「食品」(2011 年 7月 13 日)、「持株会社の格付方法」
(2015年 1月26日)、「国内事業法人・純粋持株会社に対する格付けの視点」(2003年7月 1日)として掲載してい
る。
5. 格付関係者:
(発行体・債務者等) サッポロホールディングス株式会社
6. 本件信用格付の前提・意義・限界:
本件信用格付は、格付対象となる債務について約定通り履行される確実性の程度を等級をもって示すものである。
本件信用格付は、債務履行の確実性の程度に関しての JCRの現時点での総合的な意見の表明であり、当該確実性
の程度を完全に表示しているものではない。また、本件信用格付は、デフォルト率や損失の程度を予想するもので
はない。本件信用格付の評価の対象には、価格変動リスクや市場流動性リスクなど、債務履行の確実性の程度以外
の事項は含まれない。
本件信用格付は、格付対象の発行体の業績、規制などを含む業界環境などの変化に伴い見直され、変動する。ま
た、本件信用格付の付与にあたり利用した情報は、JCRが格付対象の発行体および正確で信頼すべき情報源から入
手したものであるが、当該情報には、人為的、機械的またはその他の理由により誤りが存在する可能性がある。
7. 本件信用格付に利用した主要な情報の概要および提供者:
・ 格付関係者が提供した監査済財務諸表
・ 格付関係者が提供した業績、経営方針などに関する資料および説明
8. 利用した主要な情報の品質を確保するために講じられた措置の概要:
JCRは、信用格付の審査の基礎をなす情報の品質確保についての方針を定めている。本件信用格付においては、
独立監査人による監査、発行体もしくは中立的な機関による対外公表、または担当格付アナリストによる検証など、
当該方針が求める要件を満たした情報を、審査の基礎をなす情報として利用した。
9. JCRに対して直近1年以内に講じられた監督上の措置:なし

■留意事項
本文書に記載された情報は、JCRが、発行体および正確で信頼すべき情報源から入手したものです。ただし、当該情報には、人為的、機械的、また
はその他の事由による誤りが存在する可能性があります。したがって、JCRは、明示的であると黙示的であるとを問わず、当該情報の正確性、結果、
的確性、適時性、完全性、市場性、特定の目的への適合性について、一切表明保証するものではなく、また、JCRは、当該情報の誤り、遺漏、また
は当該情報を使用した結果について、一切責任を負いません。JCRは、いかなる状況においても、当該情報のあらゆる使用から生じうる、機会損失、
金銭的損失を含むあらゆる種類の、特別損害、間接損害、付随的損害、派生的損害について、契約責任、不法行為責任、無過失責任その他責任原因
のいかんを問わず、また、当該損害が予見可能であると予見不可能であるとを問わず、一切責任を負いません。また、JCRの格付は意見の表明であ
って、事実の表明ではなく、信用リスクの判断や個別の債券、コマーシャルペーパー等の購入、売却、保有の意思決定に関して何らの推奨をするも
のでもありません。JCRの格付は、情報の変更、情報の不足その他の事由により変更、中断、または撤回されることがあります。格付は原則として
発行体より手数料をいただいて行っております。JCRの格付データを含め、本文書に係る一切の権利は、JCRが保有しています。JCRの格付データ
を含め、本文書の一部または全部を問わず、JCRに無断で複製、翻案、改変等をすることは禁じられています。
■NRSRO登録状況
JCRは、米国証券取引委員会の定めるNRSRO(Nationaly Recognized Statistical Rating O rganization)の5つの信用格付クラスのうち、以下の 4クラ
スに登録しています。(1)金融機関、ブローカー・ディーラー、(2)保険会社、(3)一般事業法人、(4)政府・地方自治体。米国証券取引委員会規則 17g-
7(a)項に基づく開示の対象となる場合、当該開示は JCRのホームページの“Rating Information”(http://www.jcr.co.jp/english/top_cont/rat_info01.php)
に掲載されるニュースリリースに添付しています。
■本件に関するお問い合わせ先
情報サービス部 T EL:03-3544-7013 FAX:03-3544-7026

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