[JCR] SCREENホールディングスの格付がBBB / 安定的 → ポジティブに見直されました。

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http://www.jcr.co.jp

15-D -0754
2015年 12月 15日
株式会社日本格付研究所(JCR)は、以下のとおり信用格付の結果を公表します。

株式会社SCREENホー ルディングス (証券コー ド:7735)

【見通し変更】
長期発行体格付 BBB
格付の見通し 安定的 → ポジティブ
【据置】
債券格付 BBB
■格付事由
(1) 半導体洗浄装置の世界トップメーカー。ウエハーを 1枚ずつ洗浄する枚葉式洗浄装置、複数枚を一度に洗
浄するバッチ式洗浄装置などで高い市場シェアを握る。半導体製造装置ではこの他にコータ・デベロッパ
なども手掛ける。こうした半導体製造装置を中心に、FPD 製造装置、印刷関連機器などの事業を展開す
るが、半導体製造装置への収益依存度が高い。なお、当社は 14年 11月に、持株会社体制に完全移行して
いる。
(2) 半導体製造装置の需要の振幅は大きく、単年度の収益は変動を伴いやすい。過年度の事業環境の悪化局面
では、多額の赤字計上により財務が毀損する傾向がみられ、不況抵抗力の強化と財務体質の強化が課題に
なっている。こうした課題の克服に向けて、損益分岐点売上高の引き下げやリードタイムの短縮に取り組
んでおり、特に、半導体製造装置でその効果が確認できるようになっている。また、期間利益による自己
資本の積み上げなどにより、財務基盤も過年度の充実期に近付いている。もっとも、足元における半導体
製造装置の市場シェア低下、損益分岐点売上高の全社的な引き下げ余地などフォローすべき点もある。以
上を踏まえ、格付は据え置き、見通しはポジティブとした。
(3) 16/3期営業利益は 195億円(前期比 13.6%増)と 3期連続の増益見通しである。半導体製造装置では、
変動費率改善施策の柱に位置付ける枚葉式洗浄装置の主力製品 S U -3200の拡販や、装置改造・部品販売
といったポストセールスの伸長で、収益性の改善が進んでいる。一方、足元では半導体メーカーやファウ
ンドリーが設備投資に慎重姿勢を示しており、受注環境がやや軟化しているが、先行きを悲観する状況で
はないとみている。
(4) 過年度に毀損した財務基盤はおおむね修復が進んだ。15/3 期末の自己資本は 7期振りに 1,000億円を超
え、自己資本比率も 40%台に回復した。一方、15/3期の営業キャッシュフローが 15億円の赤字になるな
ど、キャッシュフロー創出力の強化という点では引き続き課題が残る。当社では、CCC改善活動などを
進めており、その成果に注目していく。
(担当)涛岡 由典・関口 博昭
■格付対象
発行体:株式会社SCREENホールディングス
【見通し変更】
対象 格付 見通し
長期発行体格付 BBB ポジティブ
【据置】
対象 発行額 発行日 償還期日 利率 格付
第15回無担保社債(社債間限定同
順位特約付) 50億円 2011年9月26日 2016年9月26日 1.34% BBB
第16回無担保社債(社債間限定同
順位特約付) 86億円 2013年6月7日 2016年6月7日 2.00% BBB

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http://www.jcr.co.jp

格付提供方針に基づくその他開示事項

1. 信用格付を付与した年月日:2015年 12月 11日
2. 信用格付の付与について代表して責任を有する者:島田 卓郎
主任格付アナリスト:涛岡 由典
3. 評価の前提・等級基準:
評価の前提および等級基準は、JCRのホームページ(http://www.jcr.co.jp)の「格付方針等」に「信用格付の種類
と記号の定義」(2014年 1月6日)として掲載している。
4. 信用格付の付与にかかる方法の概要:
本件信用格付の付与にかかる方法の概要は、JCRのホームページ(http://www.jcr.co.jp)の「格付方針等」に、
「コーポレート等の信用格付方法」(2014年 11月7日)、「電機」(2011年7月 13日)、「国内事業法人・純粋持株会
社に対する格付けの視点」(2003年7月 1日)、「持株会社の格付方法」(2015年 1月26日)として掲載している。
5. 格付関係者:
(発行体・債務者等) 株式会社 SCREENホールディングス
6. 本件信用格付の前提・意義・限界:
本件信用格付は、格付対象となる債務について約定通り履行される確実性の程度を等級をもって示すものである。
本件信用格付は、債務履行の確実性の程度に関しての JCRの現時点での総合的な意見の表明であり、当該確実性
の程度を完全に表示しているものではない。また、本件信用格付は、デフォルト率や損失の程度を予想するもので
はない。本件信用格付の評価の対象には、価格変動リスクや市場流動性リスクなど、債務履行の確実性の程度以外
の事項は含まれない。
本件信用格付は、格付対象の発行体の業績、規制などを含む業界環境などの変化に伴い見直され、変動する。ま
た、本件信用格付の付与にあたり利用した情報は、JCRが格付対象の発行体および正確で信頼すべき情報源から入
手したものであるが、当該情報には、人為的、機械的またはその他の理由により誤りが存在する可能性がある。
7. 本件信用格付に利用した主要な情報の概要および提供者:
・ 格付関係者が提供した監査済財務諸表
・ 格付関係者が提供した業績、経営方針などに関する資料および説明
8. 利用した主要な情報の品質を確保するために講じられた措置の概要:
JCRは、信用格付の審査の基礎をなす情報の品質確保についての方針を定めている。本件信用格付においては、
独立監査人による監査、発行体もしくは中立的な機関による対外公表、または担当格付アナリストによる検証など、
当該方針が求める要件を満たした情報を、審査の基礎をなす情報として利用した。
9. JCRに対して直近1年以内に講じられた監督上の措置:なし

■留意事項
本文書に記載された情報は、JCRが、発行体および正確で信頼すべき情報源から入手したものです。ただし、当該情報には、人為的、機械的、また
はその他の事由による誤りが存在する可能性があります。したがって、JCRは、明示的であると黙示的であるとを問わず、当該情報の正確性、結果、
的確性、適時性、完全性、市場性、特定の目的への適合性について、一切表明保証するものではなく、また、JCRは、当該情報の誤り、遺漏、また
は当該情報を使用した結果について、一切責任を負いません。JCRは、いかなる状況においても、当該情報のあらゆる使用から生じうる、機会損失、
金銭的損失を含むあらゆる種類の、特別損害、間接損害、付随的損害、派生的損害について、契約責任、不法行為責任、無過失責任その他責任原因
のいかんを問わず、また、当該損害が予見可能であると予見不可能であるとを問わず、一切責任を負いません。また、JCRの格付は意見の表明であ
って、事実の表明ではなく、信用リスクの判断や個別の債券、コマーシャルペーパー等の購入、売却、保有の意思決定に関して何らの推奨をするも
のでもありません。JCRの格付は、情報の変更、情報の不足その他の事由により変更、中断、または撤回されることがあります。格付は原則として
発行体より手数料をいただいて行っております。JCRの格付データを含め、本文書に係る一切の権利は、JCRが保有しています。JCRの格付データ
を含め、本文書の一部または全部を問わず、JCRに無断で複製、翻案、改変等をすることは禁じられています。
■NRSRO登録状況
JCRは、米国証券取引委員会の定めるNRSRO(Nationaly Recognized Statistical Rating O rganization)の5つの信用格付クラスのうち、以下の 4クラ
スに登録しています。(1)金融機関、ブローカー・ディーラー、(2)保険会社、(3)一般事業法人、(4)政府・地方自治体。米国証券取引委員会規則 17g-
7(a)項に基づく開示の対象となる場合、当該開示は JCRのホームページの“Rating Information”(http://www.jcr.co.jp/english/top_cont/rat_info01.php)
に掲載されるニュースリリースに添付しています。
■本件に関するお問い合わせ先
情報サービス部 T EL:03-3544-7013 FAX:03-3544-7026

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