[JCR] シャープファイナンスの格付がA / 安定的 J-1に見直されました。

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http://www.jcr.co.jp

15-D -0622
2015年 11月 10日
株式会社日本格付研究所(JCR)は、以下のとおり信用格付の結果を公表します。

シャー プファイナンス株式会社 (証券コー ド:-)

【据置】
長期発行体格付 A
格付の見通し 安定的
国内CP格付 J-1
■格付事由
(1) 芙蓉総合リース(F G L)の連結子会社(65%出資)、シャープの持分法適用関連会社(35%出資)。リース
事業を主業務とし、シャープグループ向けの保険代理店、旅行代理店の業務なども行っている。格付には、
F G Lとの資本、人事などでの結び付きに加え、資産の健全性と利益の安定性が反映されている。F G Lと
の結び付きについては、当社の中堅中小企業を中心とする顧客基盤が、親会社の大企業を中心とする顧客
基盤を補完していること、F G L連結の取扱高や利益に対する当社の貢献度が大きいことなどを踏まえて、
F G Lグループの戦略上、当社は極めて重要な位置付けにあるとみている。
(2) 当社は中堅中小企業向けベンダーリースの営業基盤に強みがあり、審査速度や顧客対応などの面で優位性
を発揮することでベンダーを囲い込んでいる。主力のベンダーリースの取扱高は、消費税率引き上げ前の
駆け込み需要の反動で 15/3期は前期比約 1割減少したものの、16/3期以降は回復傾向にある。自動審査
システムの導入による営業時間の捻出や新ルートの開拓、F G Lとの協業や首都圏での営業強化に取り組
んでおり、こうした施策が安定した取扱高の確保に寄与している。ベンダーリースの堅調な取扱に加えて、
資金調達コストと与信コストの抑制により、経常利益の推移は安定しており、ROA(経常利益ベース)は
1.7%と良好な水準が保たれている。
(3) 当社はシャープグループ向け設備投資案件を取り扱っている。シャープの業績変動や設備投資の動向次第
で当社の損益が一時的に影響を受ける可能性はあるものの、当社のシャープグループ向け債権は与信費用
への影響が限定的とみられるファイナンスリースが大半である。また、当社の取扱商品におけるシャープ
製品への依存度は 1割程度と低く、当社の粗利益の過半を占めるリース事業の主体は、シャープグループ
向けを除くベンダーリースである。シャープグループ向けを除いた債権は小口分散が効いており、延滞債
権も低水準で推移している。総じて、資産の質は健全と JCRはみている。
(4) 資金調達の 5割弱は提携先(大手リース会社)に転嫁する「転貸リース」で、残りは、銀行借入、債権流
動化、CP が占める。転貸リースによる調達は長期に亘る実績があり、引き続き当社の重要な調達手段で
あるものの、近年は調達コストの抑制や採算重視の観点から、転貸リースの調達比率をピーク時の8割弱
から引き下げてきた。銀行借入の比率は 3割近くまで上昇しているものの、調達窓口は多岐に亘り、各金
融機関との取引も安定している。
(担当)本多 史裕・木谷 道哉
■格付対象
発行体:シャープファイナンス株式会社
【据置】
対象 格付 見通し
長期発行体格付 A 安定的

対象 発行限度額 格付
コマーシャルペーパー 1,400億円 J-1

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http://www.jcr.co.jp

格付提供方針に基づくその他開示事項

1. 信用格付を付与した年月日:2015年 11月6日
2. 信用格付の付与について代表して責任を有する者:野上 正峰
主任格付アナリスト:本多 史裕
3. 評価の前提・等級基準:
評価の前提および等級基準は、JCRのホームページ(http://www.jcr.co.jp)の「格付方針等」に「信用格付の種類
と記号の定義」(2014年 1月6日)として掲載している。
4. 信用格付の付与にかかる方法の概要:
本件信用格付の付与にかかる方法の概要は、JCRのホームページ(http://www.jcr.co.jp)の「格付方針等」に、
「コーポレート等の信用格付方法」(2014年 11月7日)、「リース」(2013年7月 1日)、「親子関係にある子会社の
格付け」(2007年 12月 14日)として掲載している。
5. 格付関係者:
(発行体・債務者等) シャープファイナンス株式会社
6. 本件信用格付の前提・意義・限界:
本件信用格付は、格付対象となる債務について約定通り履行される確実性の程度を等級をもって示すものである。
本件信用格付は、債務履行の確実性の程度に関しての JCRの現時点での総合的な意見の表明であり、当該確実性
の程度を完全に表示しているものではない。また、本件信用格付は、デフォルト率や損失の程度を予想するもので
はない。本件信用格付の評価の対象には、価格変動リスクや市場流動性リスクなど、債務履行の確実性の程度以外
の事項は含まれない。
本件信用格付は、格付対象の発行体の業績、規制などを含む業界環境などの変化に伴い見直され、変動する。ま
た、本件信用格付の付与にあたり利用した情報は、JCRが格付対象の発行体および正確で信頼すべき情報源から入
手したものであるが、当該情報には、人為的、機械的またはその他の理由により誤りが存在する可能性がある。
7. 本件信用格付に利用した主要な情報の概要および提供者:
・ 格付関係者が提供した監査済財務諸表
・ 格付関係者が提供した業績、経営方針などに関する資料および説明
8. 利用した主要な情報の品質を確保するために講じられた措置の概要:
JCRは、信用格付の審査の基礎をなす情報の品質確保についての方針を定めている。本件信用格付においては、
独立監査人による監査、発行体もしくは中立的な機関による対外公表、または担当格付アナリストによる検証など、
当該方針が求める要件を満たした情報を、審査の基礎をなす情報として利用した。
9. JCRに対して直近1年以内に講じられた監督上の措置:なし

■留意事項
本文書に記載された情報は、JCRが、発行体および正確で信頼すべき情報源から入手したものです。ただし、当該情報には、人為的、機械的、また
はその他の事由による誤りが存在する可能性があります。したがって、JCRは、明示的であると黙示的であるとを問わず、当該情報の正確性、結果、
的確性、適時性、完全性、市場性、特定の目的への適合性について、一切表明保証するものではなく、また、JCRは、当該情報の誤り、遺漏、また
は当該情報を使用した結果について、一切責任を負いません。JCRは、いかなる状況においても、当該情報のあらゆる使用から生じうる、機会損失、
金銭的損失を含むあらゆる種類の、特別損害、間接損害、付随的損害、派生的損害について、契約責任、不法行為責任、無過失責任その他責任原因
のいかんを問わず、また、当該損害が予見可能であると予見不可能であるとを問わず、一切責任を負いません。また、JCRの格付は意見の表明であ
って、事実の表明ではなく、信用リスクの判断や個別の債券、コマーシャルペーパー等の購入、売却、保有の意思決定に関して何らの推奨をするも
のでもありません。JCRの格付は、情報の変更、情報の不足その他の事由により変更、中断、または撤回されることがあります。格付は原則として
発行体より手数料をいただいて行っております。JCRの格付データを含め、本文書に係る一切の権利は、JCRが保有しています。JCRの格付データ
を含め、本文書の一部または全部を問わず、JCRに無断で複製、翻案、改変等をすることは禁じられています。
■NRSRO登録状況
JCRは、米国証券取引委員会の定めるNRSRO(Nationaly Recognized Statistical Rating O rganization)の5つの信用格付クラスのうち、以下の 4クラ
スに登録しています。(1)金融機関、ブローカー・ディーラー、(2)保険会社、(3)一般事業法人、(4)政府・地方自治体。米国証券取引委員会規則 17g-
7(a)項に基づく開示の対象となる場合、当該開示は JCRのホームページの“Rating Information”(http://www.jcr.co.jp/english/top_cont/rat_info01.php)
に掲載されるニュースリリースに添付しています。
■本件に関するお問い合わせ先
情報サービス部 T EL:03-3544-7013 FAX:03-3544-7026

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